(鳥マルコ+エース)






白ひげと過ごす時間を邪魔するエースを、力づくで黙らせるとき。ぶさ鳥が纏う青は綺羅綺羅と、輝きと深みを増す。
怒りの感情から生まれ変わる青色は、もとの色とはまた違った華麗さで他者の目を奪う。
度々その色を見ることになるエースは、ぶさ鳥なんかにうっかり見惚れたことがあることを一生の汚点だと歯ぎしりするが。
熱なき深き青は、雄大なる海を想い起こさせ。海の子たちは、どうしたって心を奪われてしまう。
・・・・唯一以外、凶暴で狂暴で強暴な鳥ではあるが。怒りで纏う色は、本当に綺麗なのだ。
だから、今日も。



「いってええええ!!」



末っ子に容赦ない突きをしているぶさ鳥を恐ろしいとは思うが、綺麗な海色だと思う心をクルーたちは一緒に持つ。





(けれど、その色見たさに。ぶさ鳥を怒らせようとは、誰も絶対に想わない。)









・・・・・でも。オヤジはこそりと、怒った色を自分の前だけで見たがっているんですよ。
ぶさ鳥の、どんな感情もほしいと思っているから。(夢見た発言)
しかし、そのためだけに怒らせるのはなあって。ぶさ鳥を膝のうえに乗せてラブラブしながらオヤジは悩んでいると良し!(ひどく夢見た発言)






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