(親→←←←鳥1)
薄い紅色をした、ひらひらと、すぐさまに舞い散る花々を零れ落ちないように慎重に己の背にのせたまま。丁寧に、飛んで帰ってきた不死鳥は。
「オヤジ!受け取ってくれよい!!」
無防備に、背中を晒して。白ひげが以前、好きだと教えてくれた花々を差し出す。
それを見て、懐かしそうに嬉しそうに目を細め。
「・・・・・久しぶりに見るなあ、この花は!
ありがとよ、マルコ!!」
笑ってくれる、その顔が見たくて見たくて仕方なかったマルコは。
「うん!!」
満足そうに、しあわせそうに頷き、応えた。
(いつだって欲しいのは、大好きな貴方の笑顔。)
オヤジにだけ(強調)、可愛いぶさ鳥が大好きです(言い逃げ逃走)
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