(ホワイトデーで親1)





お返しなんていらない、チョコレートを受け取ってくれただけでもう充分すぎるからと毎年、言うマルコを無視して。白ひげは己の膝のうえにマルコを乗せ、甘やかしている。
けれど、全身を真っ赤にしたマルコは。

「ほ、本当に、もう充分すぎるから!!」

遠慮ばかりして、なかなか甘えてはくれない。
だけど白ひげは、それすら楽しんでいるので。マルコがいくら言おうとも、素直にお返しという甘やかしに応えるまで離してもらえるはずもない。





(遠慮がすぎるので構いすぎるぐらいが、ちょうど良いのです。)





ラブイチャ。





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