(白ひげ→←←←鳥マルコ+エース)






暖かい気候の海域に入ると、ぶさ鳥は白ひげの膝ではなく足元を定位置とする。
寒いときなら湯タンポ代わりになれるぬくもりは、暑いときには辛いだけだから。自主的に、触れないギリギリの位置に座りこんで。

バサバサ

少しでも白ひげが涼しくなるよう、翼で風を起こしている。
相変わらず、白ひげだけにしかしない気遣い中のぶさ鳥に。

「今日こそ決着つけてやる!!」

黒星をつけられまくっているエースが、荒げた声を投げつける。
しかし、懲りずに挑んでくるエースの相手をする気が欠片もないぶさ鳥は。

バサバサ

微動だにせず、翼で風を起こし続けている。
己を歯牙にもかけていないぶさ鳥の姿に、怒りを煽られたエースが。

「っこの、ばか鳥!!!」

数えきれないほどの挑みを、またしたが。見ていて酷いほどの瞬殺で、また黒星をつけられた。
けれどエースとの勝負に白星を一つ増やしたぶさ鳥は、喜ぶ様子もなく。

バサバサ

白ひげに触れない、少ししか離れていないところで。ひたすら涼しさを、白ひげに捧げていた。








(暑いときは、くっつき甘えるのはしないです。)








寒い時はは湯たんぽ、暑いときはは扇と大活躍なぶさ鳥です!
・・・・但しオヤジ限定ですが(笑)
でも、オヤジは暑くてもぶさ鳥をだっこしていたいんだよ。けれど、ダメって触らせてくれないから実は内心で不貞腐れているという影設定が(爆)







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