(親1)
自身の腕のなかに捕らえた、マルコに。
「なぁ、24日は予定を空けておけよ。」
白ひげは、楽しそうに告げる。
その一言に、普段の何を考えているか読ませない表情を。あからさまに照れくさそうに、嬉しそうに変えてマルコは。
「・・・・わ、分かった、よい。」
ぼそぼそ、と。小さな声だけれど、はっきりと即答する。
その答えを聞いて、しあわせに笑う白ひげに。はにかんだ笑顔を返しつつ。
(・・・・あとで。仕事の書類を溜めている馬鹿どもを、しめてこよう。)
マルコは、24日に書類の締め切りに追われ、手伝ってほしいと泣き付かれないために。
暴力すら辞さない覚悟を固め、いまから馬車馬の如くに仕事を溜めている仲間たちに仕事をさせようと決めていた。
(・・・・・恋人と過ごす時間の確保のために。今から、情けを捨てます。)
これにてクリスマスの誘いss投下は、終了です。
あとは22・23・24日に、誘われて過ごすssを投下しにきます。←馬鹿
ちなみに、マルコにしめられる輩は2・4番の隊長であることは確実です(笑)
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