(2→1)






最近、仲間になったばかりのエースは何故か俺の背中がお気に入りのようで。暇さえあれば、くっついている。
・・・・正直に言えば、邪魔な時もあるのだが。それを口にしようと振り返れば、出くわすのは最初の刺々しかった頃からは考えられない満面の笑みで。

「・・・・。」

何、も言えなくなる。
邪魔ではあるが、さしつかえがあるほどの邪魔ではないので。

(・・・・仕事中じゃないから、まあいいか。)

そう、妥協して。好きにさせているエースが、ニンマリと悪い笑顔を背後で浮かべているのをマルコだけが、気づいていなかった。






(独り占めしたい、末っ子の欲。)









SDカードから発掘してきたsss(爆)








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