(親1)





中学生になったマルコは、身体つきもだいぶ女性らしくなり。顔立ちも随分と綺麗になって、周りの同年代の異性たちの好意を一心に集めているが。

「オヤジ、オヤジ!」

そんな好意なぞ目もくれず、歯牙にもかけず。ひたすらニューゲートだけを慕い、くっついている。
あんまりにも自分にくっついて、自分にしか興味を持たないマルコを心配してニューゲートが苦言を呈しても。



「オヤジ以外の男は、どうでもいいよい。」



きっぱり、はっきりマルコは言い切って。苦言を、絶対に受け付けない。
そうして、ニューゲートの左腕に己の右腕を絡め。手を、指を使って絡めた恋人繋ぎをしながら。

「オヤジ、大好き!」

変わらない愛を、いつものように捧げるマルコを困ったようにニューゲートは見る。
けれど幼稚園のときから変わらない恋が無くなり、愛がマルコから向けられなくなれば。おそらくニューゲートは立ち直れないほど落ち込むであろう真実を、幸せなことに気づかないまま。

「・・・・・・他の奴にも、目を向けてみろよ。マルコ。」

可愛い娘のためだと想って、ニューゲートは今日も苦言を告げている。








(絶対に訪れない不幸を知らない、しあわせ。)












あっはははははっは!(半ば、やけな笑い)
拍手や、みたらし様とのやりとりで幼稚園マルコだけに飽き足らず。マルコを成長させたssまでにも手をつけました!←死んで詫びたらいい
基本、調子に乗りやすくて、すみません(土下座)








戻る