マルコが幼稚園児設定で、白ひげに「大きくなったら、お嫁さんになるよい!」と叫ぶssなのでご注意を!!
(親1)
大きな、大きなその人を見上げながら。
「・・・・俺。絶対、オヤジのお嫁さんになるよい!!!」
大きな、大きな手に縋りつくように、しがみつくように。小さな、小さな己の手を重ねてマルコは告げる。
幼稚園に入ったばかりの娘の可愛いらしい言葉に、目を楽しそうに細め。ニューゲートは、嬉しそうに。
「グラララララ!!!そうか、マルコは俺の嫁になるか!」
笑いながら、返す言葉に。
「うん!!」
満面の笑みを、マルコも返す。
そうして2人笑いあう姿は、しあわせな風景そのものであった。
(親子カップル。)
オヤジ相手なら、可愛く書けるマルコ(笑)
あと、おまけで幼稚園児エースも絡めたssが↓にあります。
(親1(→)←←←エース)
マルコと一緒に遊ぼうと近づいたエースは、マルコがニューゲートのお嫁さんになる発言をバッチリ聞いてしまい。
「ダメ!マルコは、俺のお嫁さんになるんだ!」
ニューゲートとしっかり握りしめあっているマルコの右手を剥がし、自分と手を繋がせてから恋敵に向かって叫んだ瞬間。
「ならないよい、馬鹿エース!!」
頭を、マルコに容赦なく叩かれた。
「なんでだよ、マルコ!?俺のお嫁さんになるって、言ってくれたじゃん!!!」
「オヤジにしか言ってないよい!!!」
言った、言ってないと騒ぐ幼児たちを前に。
「マルコは、もてるな!グラララララ!!」
楽しそうに笑うニューゲートに。
「俺はオヤジにもてれば、いいよい。」
不服そうに頬を膨らませて、マルコは訴える。
「・・・・そうか。」
不貞腐れたマルコの頭を、優しく撫でながらも。いつ、こんな殺し文句を覚えたのやらと内心で苦笑するニューゲートの前で。
「〜〜〜マルコは、俺の!!!」
顔を真っ赤にして地団駄を踏むエースを、鬱陶しそうに見るマルコは。でも、暴れるエースと繋いだ手が離そうになれば、離れないよう自分から繋ぎ直すという可愛らしいことをしているのだが。
「・・・・マルコ!俺のお嫁さんになってよ!!」
「いやだよい。」
口から出るのは、可愛らしくないものばかりであるから。お嫁さんになる好意はないが、でも確かにある好意を伝えるマルコの行為をエースは気づかないまま、必死にマルコを口説いていた。
(カップル未満。)
本人たちは本気で必死なんだろうけれど、周りの大人たちから見たら微笑ましい光景・・・・・のはず。多分(遠い目)
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