(英雄←大参謀←元帥)
・・・・今、現在。おつるは自身の執務室にて、頭を抱えていた。
先日の食堂で、ガープがおつるに参加を促したミスコンに。大声で、出場しないと言ったはずなのに。
「・・・・何で、私が出場するって誤情報が。本部中に、巡りまくっているんだい・・・・!」
しかも、皆、楽しみにしているって!応援団まで出来ているって、どういうことだい!?おかしいじゃないか!!!
悲鳴のような声をあげ、おつるは更に頭を抱える。
そうして、悩んでいるおつるの耳に。執務室をノックする音が聞こえたので、入室を許可すれば。
「おつるちゃん!!」
この悩みの元凶とも言える男が顔を出したので。
「・・・・出ていけ・・・・!!」
用件も聞きたくないとばかりに、おつるはガープを追い出そうとする。
けれど、おつるの怒りに満ち満ちた声にも怯まずガープは。
「これ、受け取ってくれ。」
白の紙袋を、おつるに渡してきた。
「?何だい、これ?」
思わず受け取ってしまったおつるが、中身を尋ねれば。
「水着じゃ。」
「・・・・は?」
ガープから返ってきたのは、おつるが理解出来ない答えであった。
「・・・・なんで、水着なんか・・・・。」
心底、贈られる意味が分からないとばかりに呟くおつるに。
「ああ、おつるちゃんがミスコンに出るって聞いたから。
ミスコンは水着着用で出場せんといかんらしいから、ヒナに頼んで買ってきてもらった。」
似あうと想うぞ!
ガープが、おつるに水着を贈った意味を語った瞬間。
「出ていけえええええ!!!!」
本部中に響き渡る声で、おつるは叫び。ガープを殴り飛ばして、部屋から追い出した。
そうして、独りになった執務室にて。更に更に、頭を抱えながら。
「・・・・絶対、水着なんか、着ない!
絶対、ミスコンなんか、出ない!!」
ガープから贈られた淡い緑の水着を着て、ミスコンに出場する己が全く想像出来ずにいるおつるが決意しまくっている外では。先ほどのおつるの叫びを聞いて、駆けつけてきたセンゴクが。
「大丈夫か、おつるさん?!なにが、あった!!??」
心配そうに声を張り上げ、鍵がかかったドアを何度もノックしているが。
「・・・・絶対、水着なんか、着ない!
絶対、ミスコンなんか、出ない!!」
ガープからの絶対に着ないであろう贈りものを、それでも少しばかり嬉しいと想ってしまった己の馬鹿さに堕ち込みながら、決意しまくっているおつるの耳には全く届いていなかった。
そのため、おつるの執務室に入れないセンゴクが心配のあまりドアを蹴破って、部屋の中に入ってくるのだが。中で頭を抱えているおつるを見て慌てて駆け寄り、何があったのかを尋ねるまで。
おつるは、真っ赤になった顔で。決意だけを、ひたすら繰り返していた。
(周りは大盛り上がりしていますが、本人は断固拒否しております。)
暴走続きssを書ききったことに。全く後悔がないです。楽しかったv(いい笑顔)←この野郎
・・・・そして、ガープ×おつるを全力で叫んで普及活動に勤しんでいますが。最近、センゴク×おつるも書いていこうかと想う今日この頃。
・・・・・・・・・・・だって、センゴク×おつるも見かけないんだもん(涙)なんで?もしかして、茨カプなの??(滝涙)
うう、最近、自給自足ばかりしている気がするなあ(遠い目)スランプだっていうのにさあ(溜め息)
・・・・・まあ、ちまちまと頑張ろう。うん。
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