(元帥×大参謀)







ようやく、大量の書類仕事にメドが立ち。

(・・・・これで、明日は心置きなく休める。)

おつるが一息ついたとき、執務室の扉を叩く音がした。
入室の許可を出せば、現われたのはセンゴクであった。
珍しい訪問者に、少しばかり目を見開くも。彼が手にしている書類の束に気づいてしまえば。

「・・・・なんだい、また追加書類があるのかい?」

うんざりした声音が、思わずおつるから出てしまう。

「いや、これはおつるさんではなくガープに任す書類なんだが。ここに、あいつは来ていないか?」

そのおつるの発言に違うと首を緩く振り、否定し。センゴクは、ガープを探してここに来ただけだと告げる。

「いや、今日はまだ見ていないよ。」
「そうか。・・・・全く、何処をほっつき歩いているのやら。」

自由人の名に恥じないガープのふらつきように、痛そうにこめかみを押さえるセンゴクに。

「・・・・お疲れさま。」

自分の仕事もあるのに、振り回されることになっている苦労に同情を覚え。おつるは、「よかったらお茶でも飲んでいくかい」と誘う。
言われたことを飲み込めず、きょとんとするセンゴクに。

「ガープを探すのに、時間がかかるかもしれないだろう?少し、休んでから探しに行けばいいよ。」

おつるは柔らかく笑い、疲れた顔をしていると指摘して休憩を促す。
多少、バツの悪い顔をしながら。でも、嬉しそうに頬を緩ませ。

「では、お言葉に甘えてもいいかな?」

センゴクは、おつるの誘いに応じる。
それに、おつるは頷きを返し。センゴクに、労るお茶を差し出した。








(一息、どうぞ。)








大変お待たせしました、館坂さま!
ほのぼのを〜って書いていたら、ほとんどカプ色がない話になってすみませんでした!(土下座)
いや、でも、見方によったら熟年夫婦の穏やかさってことで・・・・!←言い訳するな、そこ←はい、すみません
・・・か、書きなおしは受けつけておりまするので!!

この度は、リク企画に参加してくださってありがとうございました(お辞儀)





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