(元帥×大参謀)





センゴクと恋人になって、もう数年になるのだが。

「どうかしたのか、おつるさん?」

いまだに『さん』付けで呼ばれるのが、おつるは不満である。
・・・・まぁ、ガープの『ちゃん』付けよりは遥かにマシであるし。何より呼び名を変えてほしいなんて、甘ったるいことを自分から口にしたくないので黙ったままでいるが。

「おつるさん?」

やっぱり、不満であることにかわりはない。
だけど、それを察することが出来ないセンゴクは。

「具合が悪いのか?」

検討違いな心配をし、薬を用意しはじめている。
言わなければ気づきそうにないセンゴクの様子に、ため息をつきながら。

「具合は悪くないから、薬はいらない。」

おつるは、心配しなくていいと諭した。
いまいち納得していない顔をしながらも、おつるの言い分を素直に受けとめるセンゴクを。

(・・・・・普段は聡いのにねえ。)

困ったように、おつるは笑うしかなかった。







(たかが呼び名、されど呼び名。)










・・・・センゴクは、おつるさんが許可しなければ絶対に呼び捨てになんかしないと思います!←今日も絶好調に夢見ています
そしておつるさん限定で不器用なセンゴクは、一生聡くなんかなれませんから(爆)おつるさんが言わないと、いつまで経っても不満は解消いたしませんから頑張ってください(笑)









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