カキ氷ネタで、ゾロ×ブルック・ヨーキ×ブルック。
(ゾロ×ブルック)
冷やされた容器に盛られた白い氷と、甘いシロップのコントラストは見ているだけで涼を与えてくれる・・・・が。
それを匙で一掬いし、ゾロに向かって。
「はい、あーん!」
と、差し出してくるブルックを。どう、対処すればいいのかとゾロは困りはてる。
・・・・・好きな相手からされる行為だから、できたら応えてやりたいのは山々なのだが。
姿は見えないが周りから見られている気配がそこかしこでしているので、迂闊な真似をすれば即座にからかいのネタにされてしまうのは火を見るより明らかなため。ゾロは賢明にも、沈黙を守るが。
「・・・・お嫌いですか?」
こてん、と。首を傾げながら、匙を差し出すことを止めないブルックを前にして。
「・・・・・・・・・・。嫌い、じゃねえ。」
理性が、負けた。
そうして、ニコニコとブルックが差し出す氷を口にして。
(・・・・まあ、いいか。)
何か言われたとしても、「羨ましいか」と笑ってやればいい、と。ゾロに、そんな甘ったるい、開き直る思考をさせるほどに。
ブルックからゾロに与えられたのは、とても甘い甘い気持ちだった。
(しあわせな、一幕。)
学生カップルとかが『暑い』ときに、手を繋いでいて見ていて『熱い』ことされると、腹が立ちますが(おい)
ゾロ×ブルックなら、土下座して「ありがとうございます、イイモノ見せて頂きました!」って言える自分は末期です。(確かに!)
(ヨーキ×ブルック)
冷やされた容器に盛られた白い氷と、甘いシロップのコントラストは見ているだけで涼を与えてくれる・・・・が。
それを匙で一掬いし、ブルックに向かって。
「はい、あーん!」
と、差し出してくるヨーキをに対して。
「・・・・馬鹿、ですか?貴方。」
非常につれない言葉とともに、非常に冷たい目をむけるブルックに。けれどヨーキは、めげることもなく。
「美味いから、一口食ってみろって!」
ブルックの口に、匙を近付けてくるが。けれど口を閉じ、しかも歯まで食いしばり、断固としてブルックは食べない姿勢を見せる。・・・・・・が。
「・・・・・・夜。酷い目に、あわされたいのか?」
さらり、と。言われたヨーキの一言に、慌ててブルックはヨーキから差し出された氷を口に入れる。
そうして、あまりにも慌てて食べたために口の中を痛くしているブルックに、にこやかに。
「じゃあ、次は俺に食わせてくれ!」
楽しげに、持っていた匙を渡してきたヨーキに。
・・・・・それが最初からの狙いか、と気付いたブルックが。渡された匙をヨーキに投げつけるまで、あと数秒。
(つれない、一幕。)
生前ブルックは、強気というか非情というかドSというか、まあそういうイメージが私の中にあるので、今回はツン(死)に挑戦してみたのですが。
あまり上手くいってない、というか失敗?・・・・・・そして、ヨーキ船長が哀れ(汗)
・・・・ヨーキ船長ファンのかた、どうか怒らないでください。そして、可愛いブルックファンのかたも、どうか怒らないでください。(土下座)
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