(骨←赤髪)
自身の髪と同じ色に、顔を染めてシャンクスは。
「に、24日!お、俺とい、一緒に過ごし、てくれないか?!!」
ブルックに、必死に。誘いの言葉を、紡いでいた。
そんな一杯一杯のシャンクスを、不思議そうに見ながらブルックは。
「・・・・いいですよ?」
特に、その日は予定がなかったから了承の返事をかえす。
「・・・・!」
その了承の言葉を聞き。
ビックリ、した赤い顔をブルックに向けたかと思えば。ゆるゆる、と喜色満面に変化したシャンクスは。
「絶対、だからな!2人、で過ごすの!絶対、約束だからな!!」
嬉しさを、しあわせを隠さないまま告げて。「やったー!!」と叫びながら去っていった。
だけど、そんなシャンクスの後ろ姿を見ながら、ブルックは。
「?なんで、あんなにシャンクスさんは喜んでいるんですか?」
首を傾げ、不思議そうに近くにいたクロッカスに問うから。
「・・・・24日が、クリスマスだからだろう。」
呆れたように、聖なる夜だということを教えたら。
「?クリスマス、って何ですか?」
((((((うわあ。)))))
返ってきたブルックの言葉を聞いた、クロッカスや周りにいた仲間は。心のなかで、思わず呻く。
・・・・クリスマス、を知らないということは。シャンクスの必死の誘いに込められた気持ちが、全然分かってないということで。
(((((哀れだ。)))))
心のなかで、涙を拭いきれない、と。シャンクスに同情を皆でしているなか、大きなクエスチョンマークを飛ばしているブルックは。
((((クリスマスの知識がないブルックが悪いのか?それとも想いを、ようやく自覚しても告白をまだしていないシャンクスが悪いのか?)))))
と、頭を抱えて悩む仲間たちの気持ちを。さっぱり、理解できないでいた。
(・・・恋人未満な2人の、クリスマス前の一幕。)
まだ、IF本編では自覚していないですけれどねシャンクス!←開き直って言うな、そこ
今年は、もう無理だけど。来年には「自覚」できるところまで書き進めるから!・・・・多分。←死ね
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