(ホワイトデーで鷹の目×幽姫)
ぽん、と。ミホークから何の言葉もなく、ぺローナの頭に落とされたのはクマのヌイグルミ。
「?何だ、これ。いきなり・・・・?」
脈絡なく渡されたそれを、不思議そうに見ながら手に収めるぺローナに。けれどミホークは何も言わずに、用件はそれだけだと言わんばかりに立ち去る。
「???」
自分好みの可愛らしい、どことなくクマシ―を想い起こさせるヌイグルミを抱きしめながら。ぺローナは、いきなりの贈りものに首を傾げるのみであるが。
「・・・・・えへへ・・・・・。」
はじめて、男が自分にくれたという事実に。頬を染めて、嬉しそうに笑う。
そして、この贈りものが先月のお返しだとは考え付かないぺローナは鼻歌を歌いながら。
「私を置いていくな!」
とっとと自分を置いて、何処かに行った男を上機嫌で追いかけていった。
(言葉が圧倒的に足りないので、気付かれませんが。彼女は、しあわせなので問題ないです。)
61巻でぺローナが持っているヌイグルミが、ミホークからの贈り物だといいなという妄想です(死)
戻る