(剣士×音楽家+航海士)








・・・・・・なんとかゾロから逃げ出して、ナミに「助けて」と泣き付いたブルックだっだけれど。あっさりとナミは、追いかけてきたゾロに。



「頑張れ!」



と、笑顔でブルックを引き渡した。
そのために、またも鍛練室に連れ戻されたブルックはゾロに先ほどの続きとばかりに押し倒されたので。

「わ、分か、りました!!分かりました、からあああああぁ!!!」

半ば泣きべそをかきながら、ゾロに理解したことを訴える・・・・が。
けれど今まで自身の想いを分かってもらえなかったばかりか、ナミと恋人同士だと勘違いまでされたゾロは、ブルックの訴えを訝しげに見やるだけだ。
なので自分を離さないまま、疑わしい目で見てくるゾロに。ぐずぐずと鼻を鳴らしながら、もう一度ブルックは。

「ゾロ、さんが。ナミさん、ではなく・・・・わ、わたしが・・・・す、すきだというのは、わ、わかりましたから!」

離してもらうために、必死に訴えた。
そのはっきりと言い切ったブルックの言葉に、ようやく理解したかとゾロは満足げに笑いながら。無防備に晒されたブルックの胸元に手を置いて。



「・・・・ブルック。俺は、お前にだけ触れたい。お前しか抱きたくない。」



ブルックの耳元で、以後忘れることのないように。あからさまな熱を、教えこむように囁きかける。

「っ!!!」

その熱に怯えるように身体を震わせ、逃げ出そうとするブルックだったけれど。いまだゾロに押し倒されたままのために、微塵も動くことは叶わなかった。
ゾロとブルックの腕力の差が歴然すぎていることは、前から分かっていたことだったが。今、改めてそれを想い知らされているブルックは身を固くして不安げにゾロを見上げている。
その、明らかに己を意識しているブルックの姿に。ゾロの心は満たされるどころか、もっと意識させてやりたいと飢えるだけであった。

「・・・・なぁ、ブルック。」

ただ名を呼ぶだけで身体を震わせるブルックが愛しい半面、虐めたくて仕方ない。
その考えが滲み出ているゾロの笑顔に、不穏さを感じたブルックの身体の震えは一層ひどくなっていくが。だけど、ブルックのそんな姿にこそ煽られている男の笑顔は深まるばかりであった。










(・・・・・・このまま。組み敷いた身体を、食べてもいいですか?)













・・・・・・うん。えらい所でブツ切ったなお前、って言われる覚悟はしております。ごめんなさい(土下座)
でも、このまま本番(爆)に行くのは、もう少し待ってください勉強してきますから。
・・・・頑張ってこの続き書けたら、こっそりあげる予定です。期待せずに、お待ちください(逃走)









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