(元帥×大参謀)
このssでは、おつるさんとセンゴクは夫婦設定となっております。
コトコト、と煮こまれていくスープ。トントン、と切られて作られていくサラダ。カタカタ、と沸いていく紅茶のための湯。
それは、どこにでもありふれている食事を用意する風景だけれど。その風景の主役が、自分の恋女房であるからセンゴクの目尻は甘く緩む。
そうして自分のためだけに料理を作ってくれる、おつるの後ろ姿を飽きることなく見ているセンゴクに。
「・・・・見ているだけじゃ、つまらないだろう?
他のことをしていても、いいんだよ。出来たら、呼びに行くから。」
と、おつるは振り返って告げるが。
「いや、ここにいる。」
しあわせに笑って、センゴクは断る。
その答えに、笑顔に不思議そうに首を傾げるおつるだったけれど。そのとき、ちょうどスープが噴いたので慌てて火を止めにいったため問い返すこともなく、作業に戻った。
その後姿を見ながら、センゴクは。
(・・・・しあわせ、だ。)
表情を、甘やかに緩ませ続けていた。
(毎日、毎回。妻の手料理で噛み締める、しあわせ。)
ガープよりも先に夫婦設定で書かれるとは!(おい)
やるな、元帥!!←書いたのアンタです
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